Only My Rail Gun ~とある科学の超電磁砲~ を語る #01

アニメが好きで、音楽が好きで、で、そうなりゃ、耳に馴染んだ曲をカバーしたくなるのは人情と言うもの。

だけど、JFEX はちょっとやっかいな病気があって、歌うことが出来ないのです。

まあ、ライブは無理で重ね録音ならある程度数年前なら出来たのですが、今でもそれも無理になってしまいました。

そんなんで落ち込んでいてもしょうがない。

今は、デジタルの世界で歌わせることが出来るのは当然のことなのです。

JFEXも随分前から、初音ミクやその他のボーカロイドをインストールはしていました。

あくまでも、リードボーカルとしての役目をさせるのが目的でこれで作品を出してなんてことはあまり考えていませんでした。

自分の体のこと、好きなコト、ヤリタイこと、そんなことが頭の中をぐるぐる駆け巡る。

で、いいじゃない、ボカロでも、なんでも、音楽は音楽。それ以上でも以下でもない。

それで、どうなるかはわからないけど、新しい音楽チャンネルを作って投稿を始めてみました。

まあ、正直言って、反応は相当静かなものです(W

一日の視聴回数が一桁なんてことはザラで、登録者もほとんど増えません。

でも、自分の手をかけた音楽を届けたい。そしていつの日か、その心の片隅でもいいから置いて欲しい。

なんてささやかな望みを、夢をもって始まりました。

その思いで最初に作った、カバーが「Only my railgun」です。

公開した順番は必ずしも作った順番ではないのですが、このカバーは2020年の夏、8月頃に手がけました。

さて、さて、本来なら「とある科学の超電磁砲」ではなく、「とある魔術の禁書目録」から語るのが筋ではあると思います。

「とある科学の超電磁砲」は本編ではなく、番外編、所謂、スピンオフ作品だからです。

いきなりスピンオフの「とある科学の超電磁砲」から語ると言うのは本末転倒なのは百も承知なのですが、音楽的なことを言えば、「とある」シリーズの中で一番印象に残った楽曲なのです。

そしておそらくこのシリーズの中で一番有名な楽曲であるともいえます。

今でもアニソンのカラオケランキングでは上位に入っているようですし、何せ今年(2020年)はシリーズ三作目の「とある科学の超電磁砲 T」がアニメ公開されました。

十年を超えて続ているシリーズで、スピンオフも含めるとアニメは150話を超えます。

もともと、ラノベとして累計販売数は日本一を記録しているシリーズですから、息の長い作品であると同時に、根強いファンが多い作品でもあ有るわけです。

さて、大分前置きが長くなりましたが、この作品について少々思い付いたことを書きます。

まず、その設定ですが、今更ネタバレもないので遠慮しませんが、もともと本編の主人公は「上条当麻」と言う高校二年生であります。

その右手が幻想殺し(イマジンブレーカー)なる「超能力(ちから)を殺す能力」と言う一風変わった能力の持ち主であります。

この上条当麻を巡って、「(超)能力の街」である学園都市を舞台に「魔術」と「科学」が交錯しながら物語は進んでいきます。

その中で、最初に上条当麻は「不幸だぁ~」と言いながら登場するのですが、最初に関わる女子中学二年生の「御坂美琴」の別名が「RailGun」です。

最初の登場からして相当に鼻っ柱の強い女子中学生なのですが、二人の出会いは最悪です。その最悪から始まる長い物語が「とある魔術の禁書目録」なのですが、その御坂美琴を主人公にした物語が「とある科学の超電磁砲」となる訳です。

知っている人からすれば当たり前すぎて興味を引く話ではないので、まあ、ここらあたりは軽く当たっておきましょう。

興味深いのは、同じエピソードを「禁書目録」と「超電磁砲」で見比べてみると違うところがあるんですが、二人の出会いのシーンも大分違います。

その違いはあっても、キャラクターの設定は同じなので、まあ、違和感無く楽しめると思います。

シリーズの違いは、登場する人物の違いもあります。

とある科学では、主要キャラクターの佐天涙子は本編には出てきません。結構この佐天さん人気あるキャラなんですけどね(W

逆に言えば、「とある科学」ではインデックスなどの魔術側のキャラクターは出てきません。

そうそう、ネット配信なのでこのシリーズを一気に見る場合、その順番を最初は悩むと思います。

基本は公開順でいいと思います。よくそのことについて情報を公開しているサイトもあるので、参考にすればいいと思います。

それでその楽しみ方ですが、これがまた色々あるんですよね。

ストーリーを楽しむのは勿論ですが、そのキャラクターを楽しむなんてのもあります。

ストーリーはコメディからシリアスまで混ぜこぜですが、本質はかなりシリアスになっていると思います。

キャラクターを楽しむとなるとこれが多彩ですね。

色々な表情や人の組み合わせだったり、これが観ている側を飽きさせないのでしょう。

あまり視点がギャグやキャラクターに偏りすぎると本来のストーリーが見えなくなってしまいますが、ストーリー自体は先も少し書きましたが、シリアスで骨太です。

残酷な設定やシーンも多いです。人によってはここは拒絶反応があるでしょう。

そういった意味で言えば、実はあまり子供向けではないように思います。

むしろ大人が楽しめる、視聴できる内容なのかもしれません。

R指定で言えば、個人的にR15くらいでもいいように思います。

・・・続く